MLM企業の現在
MLM・ネットワークビジネス系企業のセミナーに一度でも参加したことのある人なら分かると思いますが、ほとんどの場合、各地で行なわれているMLM関連のセミナーの内容というのはとても未来に対して楽観的です。
「このビジネスは世界を変える!」
「この商品が日本の市場を変える!」
というくらい極端な希望的観測に基づいた説明が行なわれるくらいは日常茶飯事なのです。
さて、大手のMLM企業が日本に進出し始めてからは既にかなりの年月が経つわけですが、「希望的観測」はどれくらい現実のものになっているのでしょうか?
MLM企業の業績の推移
多くのMLM企業のセミナーでは、S字の曲線を参加者に見せて「導入期」「成長期」「安定期」といったようなビジネスの段階がある、という解説をしています。
初期段階では規模が小さいが、やがて商品の良さとねずみ算式の会員増加によって、爆発的に成長、その後伸び率は低下するものの、安定して少しずつ業績は伸びていく・・・というような話です。
しかし、日本では勝組にあたる大手MLM企業の業績推移を見る限り、どうやらそう上手くは行っていないようです。
名前は伏せますが、名前を聞けば誰でも知っているであろう大手2社の業績推移は以下のような感じになっていました。
企業名が分かってしまうので具体的な数字の公表は避けたいと思いますが、1社については連続して右肩下がり、もう1社については大きく業績を下げた後に一進一退を続けているようです。
繰り返しますが、これは日本でも「勝ち組」とされているMLM企業の業績です。
管理人知っている限りでも、ここ10年で倒産したり日本から完全撤退してしまった企業がたくさんあります。
MLM企業の実際
世の中にはたくさんの企業があり、そのたくさんの企業がお互いに売れる商品、売れるサービスを開発し様と日々努力しています。
そんな中で一つの(あるいは一部の)会社だけが品質において他者を圧倒し続けられるというような事は恐らく有り得ないでしょう。
残念ながら「素晴らしい商品だから口コミだけで売れる!と豪語している」MLM企業も、他社にシェアを奪われて売上が減る可能性は十分にあるわけです。
しかも、MLM企業の売上の一部(場合によっては大部分)は、ビジネスとして参入してきたディストリビューター販売・勧誘活動を行うメンバー。 によって維持されています。
自分自身が儲けるために商品を買っている人は、ビジネスに挫折した時点で商品を買わなくなる可能性が高いですから、むしろ業績低下に関しては普通の企業以上にリスクを抱えていると言えるでしょう。
※「MLM」はネットワークビジネス、ネットワークマーケティング、日本語では連鎖販売取引等と呼ばれているビジネスの手法と同義のものです。当サイトではMLMと表記を統一しています。
(管理人へのご連絡は不要です)









